川口由一さんの「耕さず、草や虫を敵とせず、農薬、肥料を用いない」自然農に感動し、真似ごとをし始めて7年が経ちました。今一つうまくいかなくてガッカリしたり、忙しさにかまけて耕作放棄地状態にしたり、やったりやらなかったりで中途半端な状態を続けてきた私の家庭菜園。今年成ったひとつのミニトマトをきっかけに、『自然に寄り添う自給菜園』をめざして再出発しようと心に決めました。
今年もまた暑い夏でしたね。私は暑い時期にガブッと食べるトマトが大好きです。大汗をかいた後など最高です。夏中いつでも冷蔵庫にどっさり保管しておきたい!そんな感じです。
ですが、私の菜園では数年前から青枯れ病でトマトがひとつも収穫できません。青い実が赤く色付く直前に枯れるのです。
順番に次々と最後の1本まで枯れていくトマト。そして青枯れ病のことを調べてみても、その病原菌の根絶は困難で畑中に広がるというような、そんな絶望的なことしか見当たりませんでした。初めの年はショックが大きすぎて秋まで引きづりました。
それから時が過ぎ、3年前にこの病原菌は水で伝搬するので高畝にして水はけを良くするといいと知りました。急いで高畝にし、さらなる排水性改善を!と意気込んで、ソルゴーという根を深く多く張る緑肥も育てて、翌年、どうだ!!!と大いに期待してトマトを植えました。
が、枯れてしまいました。大いにヘコみました。そして、今年も枯れました。
ところが、今年、生育不良のミニトマトの苗があり、捨てるのももったいないので、ブルーベリーやら生垣やらある空いたスペースに植えておきました。その苗に赤い実が成りました。
えっ! なんで?!
嬉しい気持ちの前にビックリしてしまいました。
その生育不良苗を植えたところは高畝ではなく、梅雨が明けた後、水を欲しがるブルーベリーのついでに週1回水やりしていました。一方、全部枯れてしまったトマトの畝は高畝であり、畑だからということで水やりなし。
これは…
もしかしなくても、この2年間のトマトが枯れる大きな原因は青枯れ病ではなく、超高温下で梅雨明け以降ほとんど雨が降らないところへ、病気だけに気を取られて張りきってやった高畝などの対策で期待通りものすごく水はけを良くしてしまって、畝がカラッカラの干ばつ状態になってしまっていたことなのでは・・・。水切れということ?私による人災・・・?!
こんなことがあって、お世話と観察が足りないことや短絡的な点を大いに反省し、初心にかえって色々と見直そうと思いました。
そしてこれから、調べたこと、考えたことなど菜園に関するあれこれをこのブログに残していきたいと思います。
最後までお読みくださってありがとうございます。
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