農産物直売所で買った謎の豆、『夏生豆』

農産物直売所で買った謎の豆『夏生豆』調査、完了 2024年11月23日

昨年末のことですが。

農産物直売所に『夏生豆』という豆があり、気になって購入しました。

見たことも聞いたこともない豆です。『夏生豆』で検索しても出てきません。画像検索をしたところ、ひとつ、『七夕豆』という豆がかなり近い感じでした。

おっ、珍しいのが手に入ったかも。

そこで、豆を少し残して、七夕豆かどうか正体を見極めることにしました。

目次

夏生豆を蒔いてみる

夏生豆の袋と豆の画像とテキスト(白インゲンでも白大豆でもない感じです)

夏生豆の袋です。

「あま~く炊いて食卓の一品に」とあるので、金時豆と同じようにしょう油を入れて炊いたら、せっかくの白い色が台無しになって残念なことになりましたが、美味しい豆でした。

できればやっぱり白い色を活かしたいですね~。

白インゲンは少し細長い感じ、白大豆はまん丸に近いし色付き方も少し違うように感じました。

七夕豆を土においた画像とテキスト(7/7にまきました。)

七夕豆は七夕の頃に蒔くことが名前の由来とか。

七夕豆と仮定して、ちゃんと忘れずに7月7日に蒔きました。

ニガウリと混植です。

七夕豆の花とサヤの画像とテキスト(七夕豆と同じでした!)

ニガウリに隠れて猛暑の中でも難なく育ち、これは10月14日の様子です。

白い花が咲き、サヤもできました。

七夕豆の花とサヤの画像を確認したところ、ほぼ同じでした。

やっぱり七夕豆でした~。

収穫した七夕豆の画像とテキスト(お帰り~という感じです。)

11月23日、サヤを初収穫。割ってみると白い豆。

久しぶり、お帰り!という感じです。

こういう時期にやっと収穫するから年末の店頭に並んでたんですね。

七夕豆とは

七夕豆はインゲン豆の一種であり、品種名というより俗称で、七夕の頃に蒔くと良く成る豆というのがそのまま『七夕豆』という呼び名になったようです。

なので、全国各地に在来の豆があって、祇園豆とか真珠豆とか池田豆とか個別に品種名も持つものもあったりしつつ、それらを総称して俗に七夕豆と呼んでいる、ということらしいです。

ということは、夏生豆という名前も、七夕豆ですが、インターネット上には上がってこない地方在来の品種名なのかもしれません。

七夕豆の食べ方は、インゲン同様、若サヤをごま和えや天ぷら、煮物などにすると美味しく、また、今回のように完熟させて収穫した豆は乾燥保存でき、特に白あんが絶品なのだとか。絶品、味わってみたい。

栽培については、昔から名前通りに七夕に蒔くと良い(七夕より早く蒔くと成らない)と言われてきたそうですが、今は気候がかなり変わり、7月でも20日以降、なんなら8月蒔きが勧められているそうです。

7月7日蒔きでしたが、成ってよかった。

来年はもう少し遅くに蒔いて、今度は若サヤをいただきたい、できれば絶品の白餡も!

お世話要らずで丈夫に育ち、何の問題もなく実が入り、まさに私にうってつけの豆。

妙なルートですが、とても良い豆に出会えました。


それにしても、夏生豆を買ってから11ヵ月も経っているのかぁ。

もう師走が目の前ですね。時の流れの早いこと、早いこと。

最後までお読みくださってありがとうございます。

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