困ったことに、家庭菜園で収穫した万願寺トウガラシの中に激辛のものがあります。毛が逆立つ辛さです。ロシアンルーレット状態で恐々食べています。
せっかく菜園でできたものなので美味しく食べたい!
そこで万願寺トウガラシではなく青唐辛子だと思うことにして、先日収穫したカボスも使って、ゆず胡椒ならぬかぼす胡椒作りに挑戦してみました。
カボス胡椒を作る
調理する前に、お尻の方を少し切って味見して、激辛の万願寺トウガラシを取り分け分けました。
間違わないように辛いものをザックリ切っています。
激辛の万願寺トウガラシをみじん切りにします。カボスは青い皮をすりおろします。激辛万願寺トウガラシとカボスの皮は同量です。今回は各26gでした。
激辛の万願寺トウガラシとカボスの皮の合計重量の20パーセントの塩を加えます。今回、塩は約10gです。
すり鉢でよく擦り合わせました。こんな感じになっています。
1週間ほど冷蔵庫で寝かせます。
美味しかったらどうしましょう。1週間後が楽しみです。
激辛の万願寺トウガラシが成る理由
ところで、なぜ万願寺トウガラシは辛いものがあるのでしょうか。
万願寺トウガラシは甘唐辛子の代表ですが、下記の状況下では生理障害によって辛くなることがあるそうです。
- 水分不足
- 肥料不足
- 害虫被害
有り得る、有り得る。
しかし。
最近は雨をよくもらってますし、もともと無肥料栽培ですが甘いものもできてますし、夏は酷かったカメムシも今はいませんし。
そしてこの場合は、辛くなる部分がヘタの部分と種という場合が多く、本体の実の部分まで辛くなっているうちの万願寺トウガラシはどうもこれらだけが理由ではなさそうです。
種採りのシーズンでもあって改めて採種方法を確認していると、近くにタカノツメがあると交雑して辛くなるという記述がありました。種を取る場合は、念のためひとかじりして辛みがないことを確認しておくように、と。
タカノツメ、あります。隣の畝にあります。それ位の離し方では不十分で交雑してしまったということなのでしょうか。
美味しく安全に万願寺トウガラシを食べるためには、タカノツメとの距離はかなりとること。来年への反省点としましょう。
そして、もしカボス胡椒が美味しかったら、万願寺トウガラシの苗を余分につくって、積極的にタカノツメの横に植えて青唐辛子にしてしまいましょう。
あっ、タカノツメが交雑したらタカノツメの辛さが減ったりするのかな?
最後までお読みくださってありがとうございます。
\ ポチっと応援していただければ嬉しいです。/
にほんブログ村人気ブログランキング