週末に雨がもらえそうなので、エンドウとスナップエンドウを蒔きました。そして、その周辺の畝を新たに東西畝にし直し、そこに生えていたノビルと思しき植物を試食してみました。
エンドウとスナップエンドウの種まき
ウスイエンドウは 5年、自家採取してきたものです。
スナップエンドウは今年初めて自家採取できました。念のため、ちょっと多めに蒔きます。
スナップエンドウなのか、スナックエンドウなのか。さて、うちのはどちらだったか。どちらも同じものなのだそうです。そう思ってました。スナックエンドウは日本の種苗会社がつけた商品名で、今もその会社の種はスナックエンドウとして販売されています。1983年に農林水産省がスナップエンドウと呼ぶことを推奨するようになって以来、一般的にはスナップエンドウと呼ばれるようになっているようです。スナックエンドウかもしれませんが、スナップエンドウといっておけば間違いなし。
昨年は11月15日に蒔いたのですが、10日経っても芽が出てず、焦って25日にまき直し、後日、15日の分も25日の分も両方出芽という妙な具合になりました。さて、今年はどうでしょう。
東西畝を新たに二つ立てる
エンドウ畝・スナップエンドウ畝の南側に、東西畝を二つ立てました。といっても、南北畝だったところの通路を入れ替えただけですが。
大豆・小豆の南北畝もまだありますので、使うところだけを東西畝にすることにしました。エンドウ畝に近い方は、葉菜類と麦の種を蒔く予定です。その南側は玉ネギ苗を植える予定です。
玉ねぎ苗を植える畝は、ミミズも大きいのが数匹いましたし、コガネムシの幼虫が10匹ほどいました。現在玉ねぎ苗を育苗している畝はこの畝のさらに南側にありますが、こちらにもコガネムシの幼虫が多くいました。
エンドウ畝や、その南隣の葉菜類・麦予定畝にはミミズが少しいた程度で、コガネムシの幼虫はほぼいませんでした。
隣接しているのに、場所によって、目に見えるサイズの土壌の生き物だけでもかなり違うことを実感しました。
ノビルを初めて食べる
新たな東西畝で宿根性の雑草の根を取り、通路を作り直していると、ノビルとおぼしき芽ネギのような草があちこちに生えていました。今まで雑草扱いしていましたが、刈ったり抜いたりするときに漂うほのかなネギ臭は気になっていました。
先日、農系の人気のブログでノビルのことを書いていらっしゃるのを読んで、いいなぁ~と羨ましがりつつ、もしかしたら菜園に生えているあの雑草ではないか、とも思いました。
ノビルという名前は聞きかじっていました。しかし、残念ながら一度もこれがノビルだと教わったり、食べたりした経験がありません。
よくスイセンの葉をニラなどと間違えて大事故になったりしていると聞きますし、これも似たような食べてはいけない植物なのではないか。ちょっと怖い…。
( 当初見分けるポイントをここに書いていましたが、ノビルを食べた体験をお伝えしたいだけで、私と同じように未経験の方が、この中途半端で少ない情報をもとに野草を食べるようなことがあってはやはり大変なことにつながりかねないと思い、書かないことにしました。悪しからずご了承くださいませ。)
合格。初冬だからなのか、うちだからなのか、かなりサイズが小さいのですが、全部当てはまりました。ノビル確定。
この草、ノビルなのかな?
球根部分を丁寧に掘り上げ、外皮をむくと、ノビルらしくなってきました。
さっと湯がいて酢味噌和えにしてみました。
生食もできるとのことでしたので、ゆでる前に球根部分を生のまま酢味噌をつけてかじってみました。これが美味しかった‼ 味や食感はラッキョウに近い感じです。そこにちょっと辛みがあって何とも言えない風味があって良い感じ。
さっと湯がいたら、生の時の良い感じの辛みが無くなってしまいました。葉はゆでた方がいいと思うけど。まぁ、辛みがなくても食感と味はいい。でも、生の球根は本当に美味しいです。これはいいものと出会えました。
ノビルは春から初夏が旬のようです。春になると、もう少し大きくなっているのかな。来春が楽しみです。
またしても勝手に増えるお宝野菜ができました。しかも、ニラなどと違って買って植えたものではなく、自然に生えた天然野菜。ありがたし。
最後までお読みくださってありがとうございます。
\ ポチっと応援していただければ嬉しいです。/
にほんブログ村人気ブログランキング