11/1 に家庭菜園で飛鳥あかね蕪を初収穫しました。
奈良県の伝統野菜にこのようなカブがあることは、今年初めて知りました。
飛鳥あかね蕪
名前に飛鳥とついているので奈良県の中央部に近い飛鳥地域の在来品種かと思ったのですが、三重県に隣接する山添村の片平地区で古くから大切に栽培されてきたカブとのこと。
片平村で作られる片平あかねと基本的に同一にものらしいのですが、片平あかねは片平村で作られたものしか名乗れないことになっていて、そのほかの地域で栽培されたものは飛鳥あかねと呼ぶのだそうです。
カブの部分はほのかに赤く、茎も少々赤味がかり、葉は深い緑色と見た目にも美しい、細長い小型の赤カブです。
種袋の説明書きによると、緻密な肉質で、塩漬け、麴漬け、酢漬けなど漬物に最適とあります。
蒔き時は一般地で4月と9月とのこと。
種まき後 45 日位での収穫、根茎 2 ㎝くらいを目安に、収穫遅れに注意すること、と。
種袋ではこのように若取りを勧められていますが、霜が降りてから12 月位までを収穫期としている説もあり、またの機会にこちらも試してみたいなと思っています。
9/18 種まきで、11/ 1 にちょうどいい大きさになっていた今回の 4 本を初収穫しました。
あとのは今週末くらいかな。
飛鳥あかね蕪の甘酢漬けの作り方
漬物に最適とのことで、またしても先日のかぼす酢をどうしても使いたくて、甘酢漬けにすることにしました。
1.
飛鳥あかね蕪はカブの部分は 80gでした。茎葉も彩りとして 20 g 使い、塩 2 gで塩漬けにして一日おきました。
真ん中と皮がほんのり赤くてきれいですね~
2.
かぼす酢大さじ 5、砂糖大さじ 2.5 を弱火でひと煮立ちさせて甘酢を作り、冷まします。
カブと茎葉をしっかり絞って甘酢をかけ、昆布とタカノツメを適量加えました。
3.
一日冷蔵庫に置きました。
赤い色がさらに濃く鮮やかになりました。
コカブとはまた違った、カリッとした触感の美味しいカブでした。後の収穫が楽しみです。
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